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全国キャラバン「おはなし隊」研修会(2005.11.20)

  2005.11.20高知新聞記事
キャラバンカーで全国を巡って子どもたちに児童書の読み聞かせを行っている講談社の「おはなし隊」。パーフェクトの塾生はよみきかせボランティアに参加します。  
 
【写真説明】 
塾生 中央列12名 

臨場感たっぷりに読み聞かせを実演する天野さんの語りに聞き入る参加者(高知市の文教会館)
来年1月の来高に向け、ボランティア希望者への説明・学習会が19日、高知市本町4丁目の県文教会館で開かれた。県内各地から集まった約50人が読み聞かせのこつや意義を学んだ。

 平成11年にスタートした「おはなし隊」は、約500冊の児童書を載せた2台のキャラバンカーで全国を巡回している。本県へは4回目で、来年1月中旬から約2週間で幼稚園や小学校など約30会場を巡回する予定。

 この日は出版文化産業振興財団の読書アドバイザー、天野眞理さん(46)が読み聞かせを実演しながら、絵本の選び方や読み方のこつを助言。
 せりふや擬音語などに応じて抑揚をつけたり、ユーモラスに声を変えるなど、臨場感たっぷりの語り口調に参加者はぐいぐい引き込まれた。

 「子どもと読み手が仲良くなれそうな本を最初に読むとスムーズにいく。本を読んだことがない子も、ついうっかり聞いてしまうわなを仕掛けられたら楽しい」「次に読む本を『ネコ』や『食べ物』などキーワードで関連付けると、うまくつながる」などの話に、うなずきながらメモをとっていた。

 続いて児童文学者で昭和女子大名誉教授の西本鶏介さん(71)=東京都=が講演。思わず笑いを誘う昔話を披露しながら、読み聞かせで子どもたちの想像力をはぐくむ大切さを訴えた。

 また地域住民のつながりが希薄になり、他人を極度に警戒するようになったため、読み聞かせできる環境が昔より減った現在の状況を指摘。「万人が豊かに持っているのは感激する心。それを膨らませてあげると、みなさんの一言一言が染みていく。高知はまだまだ心の触れ合いができる環境が残って
いる。当たり前の心を持ち続けていただきたい」と訴えた。
パーフェクトの「おはなし隊」訪問先予定
H18.1.21(土)10:00〜11:10香我美町立図書館   香我美町徳王子
H18.1.22(日)14:30〜15:40身体障害者療養施設土佐苑 土佐市波介
一般の方も入場できます。
 
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