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講談社  

全国訪問「おはなし隊」ボランティア(2008.2.11)
講談社の「おはなし隊」は全国の保育園・小学校・図書館・公民館・などをキャラバンカーで巡回し、絵本の読み聞かせや紙芝居などを行っている。パーフェクトの塾生達は、全国で最年少の読み聞かせボランティアとしてキャラバンカーと同行し、土佐市社会福祉センターで子供達と楽しく交流した。

よい子のみなさ〜ん!元気ですか〜〜ぁ! 私たちは、高知市の学習塾「パーフェクト」からやって来ました。みなさ〜ん。私たちの、「おはなし」聞いてね!明るい塾生達は子供達に大人気!
会場は子ども達の歓声に包まれた。
今回、パーフェクトの塾生達は高知の民話「しばてん」の読み聞かせをした。
物語を読むことは、 けっこう難しい。「何気なく読む」と「ココロをこめてはなす」では大きな違いがある。主人公の気持ちになればお話の筋や、登場人物の心の動きもわかってくる。声の出し方・読み方が理屈ではなく感覚で変わってくる。全国を回っているおはなし隊の隊長さんから、「こんなに表現力のある子供達は初めてだ。素晴らしい」と今回も大絶賛して頂いた。
小4 西田知世さん 小4 谷脇 鈴央奈さん
パーフェクトのウッチーこと、内田紘暉君。高知市の弁論大会で最優秀賞に輝いた彼は、抜群の表現力で会場の子供達を引きつける。
500冊の本を積んだ『全国訪問おはなし隊』のキャラバンカーは、今年2月、高知県下30カ所を訪問した。 4トントラックを改造し、内部は図書室のようになっていて、思い思いに好きな本を読むことができる。扉には「あらしのよるに」の絵が描かれていて、夢が広がる。
   しばてん
 
相撲好きの太郎は村人を次々と投げ飛ばす。 太郎は怪物の「しばてん」として村から追放される 寂しくなって村にもどると、大飢饉で人々は苦しんでいた ところが、庄屋の倉には、米も食べ物もあり余っていた
村人は相談して、庄屋の倉を打ち壊すことになる 太郎は村人達を助けて、悪徳庄屋を空の彼方に投げ飛ばす 再び村は平和になり、太郎は村人達と幸せにくらす そこへ、役人がやってきて、打ち壊しの犯人を出すように迫る
村人達は仕方なく、太郎を役人に引き渡す。太郎は引き立てられていって、そのまま帰ってこなかった。祭りのたびに、村人達は太郎のことを思い出す。いつからか自分たちの心に住んでいるしばてんのことを重いながら。
人の喜びや悲しみを自分のことのように思える。
嬉しいときは飛び上がって喜ぶ。悲しいときは泣く。
そんな素直な感動をいつまでも覚えていてほしい。
 
 
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