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功名が辻をゆく(2006.4.8)
  高知県にゆかりの深い物語「功名が辻」がNHKの大河ドラマで放映されている。土佐藩主、山内一豊が妻・千代と協力しながら出世していく物語で、夫婦共に成長する姿は現代にも共通する要素がある。生徒たちにもぜひ見てもらいたい作品。原作の小説も人間味があって、とても面白い。
そこで「パーフェクト」では『功名が辻をゆく』と題して、高知城で開催されている二十四万石博にでかけ、郷土の歴史や文化、土佐の物産などを学習した。
 
    会場内は、「ふるさと交流市」や「千代の台所」で高知の名物を買ってその場で食べたりできる。「土佐堀端げんき横丁」も高知の旨いものがいっぱい。高知名物「アイスクリン」や、特大たこ焼きに生徒たちは大喜び。
小夏風味の名菓「一豊の妻」塾長絶賛!
功名が辻】一豊は、戦場で手柄を立てるためには優秀な家来を抱えることが第一と、身分不相応に多くの家来を抱えたので、家計はいつも火の車。賢く明るい性格の千代は貧乏を苦にせず、よく家来の面倒を見、一豊を助けた。
 安土の城下町で開かれた馬市に、奥州から来たという馬喰(ばくろう)が引きいれた馬は、織田家の武士たちもこれまで見たことがない程の名馬だが、10両という値段には誰も手が出ない。なんとかしてこの名馬を手に入れたいと思った一豊は、急ぎ長浜の屋敷に帰り、千代に相談。話を聞いた千代は、今こそ一豊の名をあげるチャンスと考え、結婚の時に「夫の大事の時に使うように」と母から言い含められて、貧乏の中でも大切に持っていた10両を取りだして、その馬を買わせた。
 下級士官の一豊が、妻の持っていたという10両の大金を出して名馬を買ったという噂は、たちまちのうちに織田家の中で大きな話題になった。そして、いよいよ天正9年(1581)の馬揃え、噂を聞いて一豊の馬を見るのを楽しみにしていた信長は、「織田の家中であの馬を買い取れる者がいなかったら、天下に織田家の恥をさらすところであった。功名は戦場だけではない、二百石を加増してやれ」と上機嫌だった。
満開の桜がよく似合う高知城。現在、このような古天守を持つ城は、全国にわずか12城しか残っていない。高知城天守は初期の古い様式を今に伝えており、現在国の重要文化財に指定されている。懐古館を見学後、天守閣から眼下に広がる高知の城下を眺めた
一豊の妻(千代)と、へそくりで買った名馬おおたぐろの銅像が高知城杉の段にある。明るい人間に不運は訪れない「明日はきっとよくなる」と常に夫を励まし出世させた。お見事!
おもな会場となる丸ノ内緑地には大河ドラマ館などが建設され、大河ドラマ「功名が辻」を紹介するパネルや撮影に使われた衣装などが展示されている。
          
一豊の妻や板垣退助の銅像の前で、パーフェクトの講談師、「寿限無君」がウンチクを語る。名ガイドの説明はとてもおもしろく、ためになった。
板垣死すとも自由は死せず
 
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