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火おこし大会(2007.10.28)

  マッチやライターがなかった時代に、人々はどのようにして火をおこしていたのだろうか。昔の人の大変さを痛感しながら、木だけの摩擦を利用する、まいぎり式火おこしにチャレンジしてみた。摩擦熱から煙が出てきて、炎になるのは感動であり楽しい経験だ。友達と協力しながら道具を扱い、先人の知恵や苦労を知る貴重な体験ができた。
 
まいきりの下側の木に幾つか溝が掘ってある。その溝の中心にまいきりを動かす。上下運動だが、押さえる時は力強く、戻るときは力を抜いてやるのがコツ。うまくはずみをつけて回転させ続けると、煙がでてくる。煙が出るまではリズミカルに…。煙が出て赤い火種ができるまでがんばる。
連続して動きはじめたら、はじめはゆっくり、煙が出始めたら少し速く上下させるなど、効率的に火がおこるよう、軸を当てる角度を変えてみたり、スピードを上げたりと工夫した。
3分ぐらいで、台座から削り取られた木片に小さな赤い火種がおきる。息を吹きかけながら、その火をティシュペーパーに移し、金網に入れてブンブン振り回して空気を送ると、突然、ボッと炎があがって驚く。
昔の人ってこうして火を起こして生活していたんですね。この大変さを身にしみて感じることのできました。
 
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