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あそびな祭(2007.8.4〜5)
  開塾以来20年以上も続けてきたパーフェクト名物「あそびな祭」
「あそびな祭」は知恵と勇気と体力を振り絞って、自然の中で全力で遊ぶ。
今年は台風の影響で悪天候が続き、生徒達の生きる力が試された。
甘くはない自然から、多くの知恵を学び、協力することの大切さを知った。
さあ、自然から学んだことをどう使えるのか?どう生かせるのか?
   
台風5号の通過後もすっきりした天気にならず、私たちがパーフェクト山荘「ええじゃい家」に着いた時には、激しい雷雨だった。この雨の中ではバーベキュウどころか火だっておこせない。そこで中学生の男組がずぶ濡れでレジャーシートを木にくくりつけ、炉の上に屋根を作ってくれた。
「ありがとね!」と言ったら「あいよ!」と笑った。Good job!
ヒモやロープを何気なく結んで、それがバッチリきまっていたら、なぜかカッコいい。
数々の結びをマスターすれば、いろんな所に応用が利いて役に立つ。
また、ロープが命を救ってくれることも・・・
火おこしはバーベキュウの楽しみの一つ。しかし、さっきの雨で炭も燃料も湿ってしまい、なかなか火がつかない。なるべく小さな木炭を集めて、同じ場所を集中的に根気よく加熱させた。火のついた木炭を一カ所に集め、空気を送る。火おこしの達人がいてくれてよかった。
            Good job!
ビニール炊飯
災害ボランティア団体 RHS瀬戸内から、災害時炊飯用袋(愛称:猫袋)を分けていただき、今年はこのビニール袋で炊飯をした。地震などの不意の災害で電気・ガス・水道などのライフラインが止まったときを想定して、体験してみた。今年のこの状況では訓練というよりも本当に役に立ってありがたかった。簡単で上手に炊けておいしかった。これで防災意識も向上した。
●専用の炊飯袋の目盛り線までお米と水を入れて、袋ごと沸騰したお湯の中で約30分間ボイルすれば誰でも簡単においしいご飯を炊くことができる
●少量の水ですむ。
●密閉状態で仕上がるので保存性もよく、衛生的。
●短時間で大量の炊飯が可能。
●好みにあわせて調理できる。(おかゆ、雑炊、炊き込みご飯)
遊んで働いて、お腹ペコペコになったから、ご飯とバーベキュウは目が飛び出るほどおいしかった。おもわず、「うめ〜っ!」
雨が止んだので中学生は手際よく庭にテントを設営。
ど〜か、夜中に雨が降りませんように!
あそびな祭の朝食は「流しソーメン」。8mもあるレーンを設置するのも、ソーメンを流すのも、中学生の仕事。今年は傾斜がバッチリで、みんな歓声をあげて大喜び!優しいソーメン係はみんなのためにソーメンを全部流してから、自分たちは後でカップ麺をすすっていた。Good job!
今朝は快晴。美しい棚田が広がる豊かな自然を楽しみながら、山道を4km歩く。ここは時代が変わり、町は大きく変貌しても風景の中にどこか生活の臭いや、なつかしさを感じる不思議な魅力がある。急な傾斜に構築された棚田は、効率的な生産には不利な条件だが、美しい景観を保ち、心の安らぎを与えてくれる。中間地点には行川小中学校があり、薪を背負って勉学に励む二宮金次郎がいる。
自分の荷物を背負って、灼熱の山道を4kmを歩いた後、飛び込んだ鏡川の支流は、冷たくてとても気持ちが良かった。子供達の元気な歓声が山にこだましていた。
冒険の第一歩は、「生き抜くこと」、「けっして、あきらめないこと」
人間を超えた存在である自然は私たちの思い通りになりません。自然とかかわる体験を通して、自然の偉大さを感じとり「自分の命は自分で守る」という精神力と技術を身につけて欲しいと願っています。
20年以上やってきたパーフェクトの「あそびな祭」は、子ども達の体力・精神力・社会性などを培う上で重要な役割を果たしてきました。
今年は特に仲間同士の助け合いや、生徒自身の好判断、好プレーが光りました。世の中には、教科書では教えてくれないことの方が多いのです。いざ、というときに立ちすくんでしまわないように、心と体を鍛えておきましょう
                                      塾長
 
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